Qフルタイムで仕事をしているので、子どもの相手ができているか不安です。アドバイスお願いします。
4歳 女の子のママより
A 「ごめんね」ではなく「ありがとう」
子どもに接するときに、申しわけないと思って、
「今日も遅くなっちゃった、ごめんね。」
「今日も保育園の行事に行くことができなかった、ごめんね。」と、ごめんねごめんねという接し方をしてしまう。
一見やさしそうにみえるでしょ。でもね、この接し方は、私は絶対おすすめしません。
ごめんねごめんねの波動で包まれる子どもって、被害者意識が無意識に働くようになっちゃうんです。「このせいで僕は、悲しい思いをした」とか、「あのせいで、このせいで・・・」というふうに、無意識でなにかのせい、誰かのせいにしてしまう。
これは自立するときにコミュニケーション能力にも関係してきますし、何よりも自己責任がとれなくなってしまうんです。
自分の言ったことやったことに最終的に責任が取れないと、自立とは言えないですよね。やりたい放題をやるのは、自立じゃないですよね。
私は、自立というものを目的に子育てがあるので、お母さんがごめんねごめんねと育ててしまうと、本当にあとからたいへんなことにつながっちゃうので、絶対おすすめしないです。
私も時間に遅れたりとか、ものすごく早く出なきゃいけなかったりとか、今までにもうたくさんありました。「この時間に帰る」と言って帰れなかったり、「幼稚園に迎えに行きます」と言って、行けなかったり。
でも私は、いつも「ごめんね」とは言わなかったです。どうしていたかというと、
「待っていてくれてありがとう。ママも会いたかった!」
ぎゅーっと抱きしめて、「本当にありがとう。」
何回もありがとうで包みました。
待っていてくれてありがとうと言われて育った子は、待つことができ、人を信じることができるんですよ。
そして離れているときも本当に深い信頼でつながっていきます。
幼児教育・子育ては「愛」をモットーに、ママたちのハッピーを応援している大澤美奈子の公式HPです。子育てについてのセミナー、講演会も東京都を中心に開催していますので、会いにきてください!